活動弁士ってすごい!【まごの手プロジェクト】

竹内 充

2013年11月23日 19:06



2013年11月16日(土)17日(日)

上田映劇を会場に

第17回うえだ城下町映画祭

が行われました!

私は16日に行われた、

「恋の花咲く伊豆の踊子」

の上映を上田市教育委員会と共同で開催した

【まごの手プロジェクト】

のスタッフとして参加しました。

会場の上田映劇は8月中に行われた

映画「青天の霹靂」(劇団ひとり初監督作品)

のロケのセットが残ったままになっていて、昭和の名画を上映するのにぴったりな装いです。



今回の「恋の花咲く伊豆の踊子」は監督:五所平之助、主演:田中絹代の昭和8年の作品です。

トーキーになる前の無声映画ということで、活弁士の澤登翠さんにお越しいただき、劇中の曲は、楽団カラードモノトーンの方々にお越しいただきました。


活弁中の澤登さん


楽団カラードモノトーンのみなさん

いやー澤登さんすごかったです!男も、女も、子どもも、お年寄りも、一人で全員の役をやっていらっしゃったんですが、見ているうちにその人はそんな声を実際にしているんじゃないかと思う感じでした。

さらに感動したのは、楽団カラードモノトーンのみなさんの演奏!

ふすま越しに聞こえる三味線と太鼓の音が、ふすまを開けた途端に大きくなって、また閉じるとふすま越しに聞こえるみたいなシーン。

自然にそうなっているのを見てプロはやっぱりすごい!と思いました。

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