ふるさと納税返礼品「寄付の3割まで」総務省から通知 上田市は今年度返礼率55%の見込み【あさイチ】
2017年4月1日(土)
午前7:50現在の信州上田の下塩尻の自宅から見える天気は小雨。玄関に設置した温度計は-1℃
竹内充の信州上田あさイチ!です!
(画像:上田市へのふるさと寄附金の特典1例)
総務省から4月1日付でふるさと納税返礼品に対して全国の自治体に対して通知すると伝える記事。
競争が激化するふるさと納税の返礼品対策として
■調達資金が寄付額の3割を超える返礼品を送っている自治体は、速やかに3割以下とする
■商品券や家電、家具、宝飾品、時計、カメラ、楽器などは贈らない。転売防止策の程度、地域への経済効果などは考慮しない
■趣旨に反する返礼品は制度全体に対する国民の信頼を損なう。責任と良識のある対応を厳に徹底するように求める
■総務省は自治体の見直し譲許を随時、把握する
と以上の4点が2面に掲載されていました。
上田市の状況をみると、4面に2016年度実績と2017年度の見込みが掲載されており、
2016年度寄付額は1億2247万3千円。
2016年度経費は4544万3千円。
返礼率は37%。
2017年度見込の寄付額は1億3000万円。
17年度見込の経費は7150万円。
見込返礼率は55%と今年度は総務省が通知をする3割以下よりも大幅に返礼率が高くなる見込みになっていました。
ふるさと納税の返礼品の上田市のページをみてみると、
寄付のコースが以下の6コースを選び
Aコース 夢に向かって!上田城復元プロジェクト
Bコース 目指せラグビーW杯、東京五輪キャンプ地誘致!菅平高原スポーツ施設整備事業
Cコース がんばれ子どもたち!学び舎応援 学校教育活動支援事業
Dコース いつまでも大切にしたい私の故郷 上田の原風景保全整備事業
Eコース 文化・芸術と交流によるまちの魅力アップ!文化・芸術創造事業
Fコース 市長におまかせ
寄付金額を選択して寄付するようになっていました。
返礼品は上田市内の事業所がある会社などから提供いただいた商品やサービスがほとんどでした。
返礼品に上田市内の会社や団体、事業所、個人商店のものが使われているのであれば、そこの知名度アップや売り上げアップ、さらには上田地域全体の地域振興にもつながるという点においては返礼率だけで考えていいのかどうかが難しいと感じました。
今後も上田市のふるさと納税のことに注目していきたいと思います。
【リンク】上田市-ふるさと寄附金のご案内
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いやー新聞って、地域の事を知るのに便利ですね!
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